FC2ブログ
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
本の紹介
高学年・中学生・高校生向け♪
中編
戦争にまつわる童話

あらすじは・・・
太平洋戦争末期、アメリカ軍の空襲により家を焼かれ母を亡くした14歳の清太と4歳の節子の兄妹は親戚の家にひきとられます。
しかしふたりと血縁がない親戚は、だんだんとふたりを邪険に扱うようになります。
清太は節子を連れて親戚の家を出て防空壕で暮らしますが、食料難のため栄養失調にかかります。
節子は終戦から7日目に衰弱死、防空壕を出て駅で寝起きするうちに同じく栄養失調で死にます。清太がもっていたドロップの缶の中には、清太が火葬にした節子の骨があったのですが、何も知らない駅員が投げ捨てたために、節子の骨は草むらにこぼれ落ち、そこにいた蛍が舞い上がりました。

アニメや映画、ドラマにもなった感動的名作の原作です。
原作は、ひとつひとつの文章が非常に詠嘆調もしくは講談の語り口のような長文です。
近ごろ流行りのワンセンテンスは短く、という文章に慣れた読者には読みにくいかもしれません。しかしリズムをつかむと、心をゆさぶるような調子に引き込まれます。

作者の実体験が元になっていますが、すべてが事実という訳ではないようです。作者は親戚のところでひどい目にもあってないし、妹と二人だけで防空壕で暮らしたということもないそうです。主人公と妹につらくあたった親戚のおばさんは、作者自身の心の中にあった妹をうとましく思う心を反映したものらしいです。

また本格的な食糧難は終戦後であるとか、海軍軍人の子である清太と節子が、両親が亡くなったとはいえ飢えて死ぬような目にあうことは制度上おかしいなどの点が指摘されることもあるようです。まああくまで「お話」ですから。

感想文のヒント!
二人が死ぬ直接的な原因は、親戚の家を出て子どもだけで暮らそうとした点にあるようです。
作者は、人間が社会とのつながり、つまり人間同士の関係を断ち切っては生きていけない、ということを伝えたかったのではないか、と思えます。

現代で言えば、引きこもりやニートの人たちが直面する問題にも関連します。
そうした点を中心に感想文もしくは意見文としてまとめてはどうでしょうか?

他には、
(1)戦争に関する話は必ず食べ物がなかった、ということを語るが、戦争の悲劇は食べ物がなくなることだけか?食料が確保できたら戦争してもいいのか?という疑問を投げつける。

(2)アメリカ軍は戦争をするとき、いつも直接戦闘をしない市民や国民を殺す。広島長崎の原爆も焼夷弾による大空襲も、ベトナム戦争の枯れ葉剤散布。
最近ではイラク戦争がそう。
そのくせ、自国が攻撃されると人類最大の悲劇であるとでも言い出し、報復としか思えない戦争に突き進む。しかもそれが「正義」であると公言し、日本の総理大臣も同調する。
こうした矛盾に関して発言するもよし!

クリックするとアマゾンで本を買えます!





←人気blogランキング投票にクリックをお願いします!



クチコミblogランキング TREview

スポンサーサイト
カテゴリー一覧
 ※読書感想文を応援します!
 ※読書・書籍・本・古本
 ※音楽を聴こう!
 ※会社員の話
 ※マナー・生活
 ※買い物日記
 ※ひとりごと
 ※未分類
新着エントリー
 ・09-13  ※先生、しゅくだいわすれました(山本悦子)
 ・08-24  ※おかわりへの道(山本悦子)
 ・08-20  ※きいろいばけつ(もりやまみやこ)
 ・08-20  ※強くてゴメンね(令丈ヒロ子)
 ・08-10  ※夜間中学へようこそ(山本悦子)

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://onara931.blog80.fc2.com/tb.php/237-7b9333c5
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。