本の紹介
全学年向け〜1年生〜6年生に、中高生でも読み方によっては♪
中編ふたつでできます(ひとつだけでも楽しめます)
メルヘン・ファンタジー

あらすじは・・・

2007年に公開された長編アニメ映画の原作にあたります。
映画と本ではかなり内容がちがいます。
本書では、「河童大さわぎ」「河童びっくり旅」のふたつのお話を読むことができます。


化石をさがしに行った小学四年生の康一は、石に挟まったカエルのミイラみたいなものをみつけました。家に持って帰り水につけておくと、それはカッパでした!康一は最初にカッパがあげた声から、「クゥ」と名付けました。

「河童大さわぎ」では、康一が河童を見つけて生き返らせるところからはじまり、世の中が大さわぎになっていきます。その中でクゥはふしぎな力を使って、みんなをおどろかせます。

「河童びっくり旅」では、康一の家を出たクゥがトラックの運転手さんやお寺の和尚さんに助けてもらって、河童伝説で有名な土地にたどり着くお話です。
その場所で、クゥがであったのは、なんだったと思いますか?

感想文のヒント!

河童のクゥをめぐって、色々な人たちがぶつかりあいます。
特に、クゥのことを本で紹介したいとやって来た出版社の人がやけに勝手な態度だったり、科学者がクゥを調べようとしたりして、クゥはだんだんと居心地が悪くなっていきます。

クゥの味方をしてくれる人と、クゥを利用したい人がはっきりとわかれています。
これは難しい言い方をすれば、文明批判というものです。
中高生諸君で、この本を感想文に取り上げたい人は、そっちから考えてみてください。

小学生、特に低学年の人たちは、お話の中でクゥがきらっている人はどの人か、どうしてその人がきらいなのかを考えてみてください。

作者がクゥを通して伝えたかった、世の中はこれでいいのかな?という声が聞こえてきます。


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