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あらすじは・・・
北海道、函館を出港した蟹工船「博光丸」。それは工場でもなければ船舶でもない、という法律の網の目をかいくぐって労働者を不当に低賃金で酷使する地獄であった。
会社の権勢をバックに傲慢で残忍な方法で労働者を追いたてる浅川監督に対する労働者の怒りは、やがて資本家の搾取に対する憎しみに育っていく。
社会主義運動に影響された「学生あがり」や「どもりの漁夫」らを中心にストライキを決行するが果たして彼等を待ち受ける結果は?

本の紹介
高校生向けにけ~がんばれば中学生も読める♪
長編
プロレタリア文学

感想文のヒント!
最近、派遣労働者を巡る環境(正社員になれない、不安定な雇用など)に関連して取り上げられる作品です。もちろん現代では考えられない労働環境であり、労働問題という以前に人間としての基本的人権にかかわる問題のある状況に、かつての労働者が放り込まれていたこが分かります。

ただその視点は現代社会からの視点であり、当時は労働者の権利=基本的人権の問題だったわけですね。それを忘れてしまうと問題がはっきりと見えません。

もう一遍収録されている「党生活者」の中にも、現代の視点から見ていると問題がぼやけてしまう部分があります。
「党生活者」は軍需工場で臨時行員として働く人たちの労働組織を作ろうとする社会主義運動をする人々の物語ですが、工場側(企業・雇い主側)では、「一所懸命に働いた者を正規行員として雇い入れる」ということを提案します。
社会主義運動をしている人から見るとそれは、「資本家の作戦」なのですが、現代社会から見ると「勤務態度のよい人を正社員にするのは当然」と思えませんか?
それは確かに正論なのですが、労働者の権利が充分に保障されていない時代にあっては、あてにすることができない「資本家の作戦」であるともいえます。

当時と現代で何が違うのか、どこが同じなのかをじっくりと読み取ってみよう。


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