さるすべりランナーズ(浅田宗一郎)

本の紹介
高学年向け〜5年生6年生に♪
生活童話
長編〜長めのお話

あらすじは・・・
速人は名前とは反対に走るのがおそく運動も苦手。それでのろとと呼ばれている。自分を「おちゃらけもん」と決めつけている速人はあきらめていた。
だがある日、同級生で勉強もスポーツもできる強士に負けたくない一心で、リレーの時間にがんばった。そのせいで強士がケガをしてしまい、運動会のクラス対抗リレーも絶望的になってしまう。

クラスメイトのブーイングが速人に集中する中で、のろと、 いや速人はあこがれの女の子・潤子さんのはげましもあって、走りの特訓をはじめる。特訓をするうちに、速人からみてカンペキだと思っていた強士や潤子にも深い悩みがあるのを発見する。

強士のライバルである別のクラスの男子なんか、専門のコーチをつけて運動会にのぞむのだ。そこまでやる小学生がいるか? というツッコミどころもあるけど、速く走るというだけの競技に熱くなれる一冊。


感想文のヒント!
リレーとか徒競走というのはお話の題材になりやすいようだ。ただ速く走るだけの競技なのに、その単純さがかえってドラマを作りやすい。
このお話でもフォームをきちんとするなど簡単なことで速人がリレーの選手に選ばれるまでに成長する。あこがれの潤子さんとの特訓には、ちょっとした初恋物語もふくまれていて二倍に楽しめる。

リレーの場面の描写を自分の経験にかさねてみる。リレーの選手になったことのある人は、登場人物の気持ちを、自分はどうだったかを思い出してみる。
選手になったことのない人は、応援しているときのドキドキハラハラを思い出してみよう。その中で速人がどういう風に変わっていったか、変わらなかったかを感じてみよう。

中には運動会はきらい、という人もいるかな?
それならそれで、「たかがかけっこじゃないか」という文句を並べてもいい。
ただしいつもいうように、かけっこなんてつまらない、という気持ちが読む人に分かるようにだけど。

走ることを離れて、強士や潤子の悩みに目を向けるもいい。
だれにだって悩みやこまった事がある。それとどうつきあっていくかが、その人の生き方だ!

速人が潤子さんにあこがれる気持ちを中心に書くのも面白い。特にラストでの速人と潤子さんの場面はすばらしいから。


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読書感想文を応援します! | 【2008-01-28(Mon) 14:20:34】 | Trackback:(0) | Comments:(2) | [編集]
コメント
お邪魔します。
我が家でも本は、沢山(乱読ですが・・)よみます。
子供達もジャンル問わず読みますので、ほんの話題は多いですね。
こちらのブログとても参考になります。
また本館の法も立ち寄りたいと思います。
訪れた時には必ず応援させていただきますね。
それでは ポチッ
2008-01-28 月  23:43:10 |  URL | By B #- [編集]
By B さん、コメントありがとうございます。
子どもの勉強って、オモシロイもんですよね。テレビで小中学校あたりの授業内容を悔いずにして受けるのがその証拠でもありますね!
2008-01-30 水  11:31:46 |  URL | おなら出ちゃっ太 #- [編集]
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