本の紹介
中・高学年向け〜4年生5年生6年生に♪
ファンタジー童話
長編〜長いお話

あらすじは・・・
小さくて「できそこない」と言われた子ブタは殺されそうなところを、ファーンという女の子に助けられてウィルバーという名前をもらった。

農場にあずけられたウィルバーだが、いずれは殺されて食肉にされる運命。
ウィルバーを助けてくれたのは、ブタ小屋に住んでいたクモのシャーロットだった。
シャーロットのつくるクモの巣は、ウィルバーの上に奇跡を起こす。

作者の自然観察眼は確かなようで、シャーロットが虫をとらえて食べたり巣を作ったりする場面は、お話というよりも科学レポートのようだ。
ただあまりにリアルなのでクモが嫌いな人にはだめかも知れない。

映画化されたときも、シャーロットが大写しになって、クモ嫌いな人は映画館からにげだしたとのウワサもちらほら。


感想文のヒント!
リアルな設定は命のはかなさをうったえる。シャーロットは秋にたまごを産んだあとで死んでしまう。悲しみにくれるウィルバーをよろこばせたのは、春になって生まれたシャーロットの子どもたちだった。

命の大切さ、生きたいという強い気持ち、そして限りある命。それらがからみあって物語を進めて行く。

また登場人物が多いので、ひとりひとり(一匹一匹)の性格や役どころをよく読みとって見よう。最初と最後でずいぶんと感じのかわる人物(動物)もいるはず。
心は時にうつりかわるものです。

たとえば、最初にウィルバーを助けたファーンは、ブタ小屋に入り浸りだった。それくらいウィルバーが好きだった。
なのに肝心のウィルバーの晴れ舞台である品評会のころには、男の子と観覧車だかメリーゴーラウンドだかジェットコースターに乗ることばっかり考えている。
ファーンのウィルバーに対する役目は終わった、ということかな?



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