最後の夏休み―はじまりの一滴をめざして(三輪裕子)

本の紹介
高学年向け〜5年生6年生に♪
生活童話・夏休みの冒険もの
長編

あらすじは・・・
小学六年生の二郎たちにとっては、小学校生活最後の夏休みが3週間後にせまっていた。地域の子供会で、夏休みに多摩川の源流をたどるキャンプも計画している。
なのに幼なじみ克っちゃんが引っ越すことになってしまった。
二郎たちは、克っちゃんのお別れ会のために、自分たちだけでキャンプに行く計画を立てる。
そこに、二郎の妹で一年生の四樹が、いっしょに行くことになってしまう。
「一年生のチビがついてこれるかな?自分勝手をしてみんなにめいわくをかけないかな?」二郎の不安は大きくなるばかりだった。

夏休み物です。本当に夏休みをテーマにした本は多いですね。
この本では、二郎たちがキャンプにいく決心をするまでと、キャンプの計画をたてる部分がとても長いです。

幼なじみの克っちゃんが夏休みにキャンプ行けない→夏休み前に行く決心→キャンプの計画をたてる→行けないかもしれないピンチ→みんなで考える!

このようなハラハラする物語を追いかけながら、いつの間にか二郎たちといっしょになって心配している自分がいます。
こういうのを「臨場感」といって、まるで自分もその場にいるような気分になります。
作者の三輪裕子さんが、山登りやキャンプのベテランですから、こういう真に迫ったお話が書けるんだと思います。
同じく三輪裕子さんの作品、「自転車でいこう!」も、暑い日差しや風を感じるようなお話でしたけど、作者は自転車もベテランなんです。

感想文のヒント!
臨場感に飲み込まれてしまおう。自分もキャンプの計画に参加したつもりで、これからどうなるんだろう?どうしたらいいだろう?と思い悩みながら読んでみよう。

そうしていると、「キャンプに行く」という強い気持ちのワケが分かってくる。
一年生の四樹ちゃんにも分かってくる。
キミにもわかるはず。ただ遊びに行きたいだけじゃないんだからね。

男の子が主人公のお話だけど、幼なじみの女の子である久里(くり)ちゃんが重要な役目を果たしている。負けずにチビのはずの四樹ちゃんも活躍している。
考えてみると男子は「キャンプに行きたい!」という気持ちは強いが、実際の仕事は女子が重要な役をしている。

みんなも大人になると分かるはずだけど、男が仕事をしているように見えて、実際の細々した実務は女性の助け無しに進まないということがよくある。
(話がずれたので、この辺で)

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読書感想文を応援します! | 【2007-11-29(Thu) 11:26:34】 | Trackback:(0) | Comments:(3) | [編集]
コメント
ブログにとりあげて下さって、どうもありがとうございます。
この本は、私の住む町、私の子どもたちにとっては故郷を題材にした、とっても思い入れのある本です。
あの大河、多摩川の最初の一滴がこんなに小さなものだったとは、大人の私にも驚きだったので、ぜひ子どもたち向けの本でも書きたいと思いました。
2007-12-01 土  07:24:41 |  URL | 三輪裕子(紅蓮) #bbxfQIXk [編集]
作者ご本人さまからのコメントを頂けるとは何より光栄です。
ただ、紹介文はあれでよかったのか、感想文のヒントなんて偉そうに書いてピントがずれてないか心配です。
お叱り下さい。(^^;

2007-12-01 土  11:33:24 |  URL | おなら出ちゃっ太 #VTfJqOnQ [編集]
こんにちは!
現在いろんなブログ応援しています。
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2007-12-01 土  13:42:20 |  URL | スタローン #- [編集]
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