英語を聴き取る耳をつくる

中学生の娘がいます。この子がいつも本ばかり読んでいます。
この前までは、はやみねかおるなど青い鳥文庫のファンだったのですが、最近では山本文緒とか東野圭吾など大人と同じものを読んでます。

で、その娘の学校で学年末試験がありました。果たしてできがどうだったのか親としては気になりますが、一番気にしてるのは本人でしょうから、余計なことは言わないでおきましょう。

さて、試験問題を見せてもらうと、英語には聴き取り、つまり「リスニング」のテストもあるのですね、今の中学校では。
オイラが中学生のころは、ひたすら文字だけの試験だったのですが。

実はオイラ、英語はそう不得意ではないのですが、リスニングは苦手です。
問題文を読めればだいたいは読解できるのですが、耳で聴くとダメ。
そういう教育カリキュラムではなかった、というのは言い訳でしかありません。
聴き取れる人だって、同じ世代にちゃんといるんだから。

高校生のころ、聴き取りの訓練に英語の歌を聴いたりしましたが、あれはあまり意味がありませんでした。やっぱり歌と語りは別物です。
だいたい勉強のために洋楽を聴くとか洋画を見るというのは動機が不純だし、効果も薄い。楽しみの方がどうしても先立ってしまいますから。

英語の聴き取りといっても、細大漏らさず聴き取る必要はないようで、要はポイントを押さえることが大事なようです。
日本語の会話でも、まあ同じですね。相手が発する言葉の勘所を押さえる。そうして文脈で理解していきます。

英会話教材の多くは、聴き取りよりも発言に比重がおかれ、発音がどうのとかネイティブはこういう表現をするとか、枝葉末節のことにこだわってしまいます。
聴くだけの教材が地味でおもしろくないのはわかりますが、コミュニケーションの基本は、やっぱり相手の話に耳を傾けることだと思います。

「スピードラーニング」という教材は、聴くことに主眼をおいた教材で、ポイントを押さえて聴くことで英語への理解を深めるという狙いに添ったものです。
聞き流すだけで効果があるということですから、空いた時間に英語耳をつくることができそうですね。


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マナー・生活 | 【2008-02-29(Fri) 17:07:36】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

ぼくのわがまま電池(大塚菜生)

本の紹介
低学年から〜1年生2年生3年生に♪
中編〜中ぐらいの長さのお話
SF風ファンタジー

あらすじは・・・
「ぼくはいま、ひじょうにおこっている」という主人公の洋大(ようた)くんのセリフからはじまります。
洋大くんは同じクラスにいる「カイダン」というあだ名のいじめっ子からいつも「チビ、チビ」とからかわれています。
カイダンに充電式電池(じゅうでんしきでんち)を持っていないことでバカにされた洋大くんは、ふしぎな電気屋さんでちいさな電池をもらってきます。
それをプラモデルの自動車にセットすると、びっくりすることがおきるのです!


感想文のヒント!
今から十年くらい前(1997年)に出た本。そのころはまだ、ミニ四駆というプラモデルの自動車がはやっていたんですね。
ミニ四駆というのは、プラモデルだけど自分でパーツを買って改造すると性能がすごくよくなって、という話はお父さんに聞いてください。

どこにでもいるような洋大くんとカイダンくんですが、小さな電池を手にしたことでびっくりすることがおこります。

何度も書いたアドバイスだけど、自分がもし、その電池を持っていたらどんな風に使うのか、という夢(ゆめ)を書くのが一番たのしくておもしろい作文になると思います。


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読書感想文を応援します! | 【2008-02-29(Fri) 15:07:28】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

おはなしトランプ(かとう まなぶ)

本の紹介
低学年〜1年生2年生3年生に♪
短編集〜みじかいおはなしが六つ
生活童話とメルヘン

あらすじは・・・
6枚のトランプにたとえた六つのお話がつまった本です。

○子ねこをかいたいと思っている男の子のちょ金ばこが、本当の子ねこになるお話。

◇オーケストラをやめさせられた女の人のところに、バイオリンをひいて下さいと森から手紙がくるお話。

◆おにいちゃんがほしいとねがっている女の子が、絵本の中でおにいちゃんに会うお話。

◇水たまりたんけんたい、という遊びをおしえてくれたおにいちゃんがひっこしてしまってさびしかった女の子のお話。

◎小さいときにお母さんが死んでしまったのに、今度はお父さんが死んでしまって、いつまでもかなしい気持ちをすてられない女の子のお話。

○おばあちゃんが、むかし外国でたべたキャラメルシフォンケーキと同じものを作ろうとしていっしょうけんめいなお母さんと女の子のお話。

ワクワクしたり、かわいそうだったり、うれしかったりします。どのお話から読んでもだいじょうぶですよ。

感想文のヒント!
好きなお話をひとつ選んで、じっくりと読んでみましょう。
感想文を書くなら、少なくても三回は読むといいでしょう。
自分の気持ちにぴったり合うお話をえらんで、どこが、どうして好きになったのかを、説明するように書いてみよう。

オマケ〜
※高学年以上の人がこの本を読んで感想文を書く時の裏技です


六つのお話に共通するテーマ、のようなものがあります。
それをみつけて、一冊の本を通した作者の主張を探す、というちょっと高度な技も使えるテキストですね。

そのテーマ・主題は何か教えてくれって?
それは自分で考えてみようね。


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読書感想文を応援します! | 【2008-02-27(Wed) 16:46:00】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

世界に通じる音楽〜イーグルス「ロング・ロード・アウト・オブ・エデン(エデンからの道、遙か)」

♪中学生高校生にはぜひ聴いて欲しいですね♪

28年ぶりにアルバムをリリースしたイーグルス。
「ホテル・カリフォルニア」があまりにも有名だが、他にも多くのヒット曲を持つ、まさにアメリカン・ロックの雄。世界が認めた本物の音楽を一度は聴いて欲しい。

イーグルスに限らず、アメリカの音楽は全世界的にヒットする力を持っている。
アメリカ以外でも世界的ヒット曲はあるが、数の上でも、また世界のアーティストに与える影響力でも、アメリカの音楽は抜きんでている。
その理由はアメリカが他民族国家であること、それによってもたらされる多様性にある。

作家の司馬遼太郎氏は「アメリカ素描」の中で、「濾過装置」と表現している。多様な民族によって構成される社会はそれ自身が文化の濾過装置として作用する。
その濾過装置を通り抜けた文化は世界規模で多種多様な民族の文化に受け入れられるということだ。

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つまりアメリカは世界各国の民族が集まってできている社会だ。
そこで合格点をもらった文化は、世界各国で受け入れられるかどうか、という試験での合格点をもらったのと同じなのだ。

いわばアメリカという国は、その中にグローバリズムを持っている。
イーグルスはそのグローバリズムで合格点をもらった音楽の作り手のひとつであり、代表でもある。

もちろん音楽の価値は、多様性に耐えることばかりではない。独自でごく限られた範囲でしか聞かれない音楽がダメだ、ということではない。

そうではあっても、イーグルスのような世界的な音楽を聴くことは必要だと思う。
世界が認めた本物を聴くことは、特に若い人たちにとって、非常に大切なことだ。

ちょっと前までは、ある程度の年齢−中学生から高校生くらい−になると洋楽と称して外国の、主としてアメリカの音楽を好むようになるという傾向があったものだ。
それがここ最近、厳密に調べたわけではないが、1990年代くらいからその傾向が弱まってきたように思う。
日本のアーティストたちがJ−POPという呼び方をされるようになったころからだろうか。

若い世代が洋楽に流れることが少なくなったように感じる。
日本人アーティストの実力がついて来たということもあるだろう。
先に述べたような「グローバリズムが認めた音楽」だけに価値を見いだすようなスタイルが時代遅れになってしまったのかもしれない。

そもそも「洋楽を聴く」ことには、「アイドル歌謡曲は卒業しましたので本物の音楽を聴いてます」、というひとつの見栄の側面もあった。
J−POPが「本物の音楽」としての実力をもったなら、見栄で洋楽を聴く必要はないのだろう。

それでもやっぱり、「世界が認める本物」には聴く価値が充分にある。

なぜなら、それによって世界の価値観を知り、世界の水準あるいは世界に通じる本物のもつ大きさや強さ知ることができるからだ。

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音楽を聴こう! | 【2008-02-13(Wed) 13:29:30】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

空にふく風(長崎夏海)

本の紹介
高学年向け〜4年生5年生6年生に♪
長編
生活童話

あらすじは・・・
ミナモは「きれいなものが好き」な女の子。
やさしくてハンサムなクラスメイトの田辺くんを見ていると幸せな気分になる。
でも「好き」とは違う。
( 田辺くんのことを好きなのは親友のれなちゃんだ )

なのに、おさななじみのヒロトが「ラブラブぅ」なんて言うから頭に来る!
近ごろ、ヒロトは変だ。イヤミがパワーアップして、クラスのふんいきを悪くしている。
だけどミナモには、ヒロトがどうしてそうなったのかが分かっている。
ミナモにも、ヒロトと同じような「なやみ」があるのだから。

感想文のヒント!
「きれいなものが好き」なはずのミナモですが、最後の方では「ちっともきれいじゃない」ヒロトを見てきれいだと思ってしまいます。
なんでそんなことになったのか、をよーく読んでみてください。

ミナモが子ネコをひろったとき、ヒロトがどうしたか、田辺くんはネコのことをどう思っていたか。

「きれい」とか「きれいじゃない」というのは、いつでもかんたんに目に見えているわけではありません。
「本当のきれい」や「自分のとってのきれい」に気づくことを大切さを読みとって下さい。

それがわかれば感想文は書けたも同然です。


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読書感想文を応援します! | 【2008-02-08(Fri) 15:26:40】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

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